介護プロフェッショナルキャリア段位制度

キャリア段位

まず、国の制度として「キャリア段位」があります。2010年、就業率80%を目指すべく、政府の雇用戦略として打ち出されました。

キャリア段位制度とは、職務を遂行する上で必要な能力について、習熟度に応じて段位を認定するしくみです。資格とか勤務年数とかにかかわらず、実際にどれだけその仕事ができるのかという能力基準です。また、企業や事務所ごとにバラバラでない共通のものさしをつくり、これに基づいて人材育成を目指しています。

キャリア段位は当面、新成長分野である介護・ライフケア、環境・エネルギー、食・観光の3分野に導入されます。介護プロフェッショナル、カーボンマネジャー、食の6次産業化プロデューサーで、分野に応じた所定の教育及び演習等を通じて段位認定が与えられます。

介護プロフェッショナルキャリア段位制度

このうち、介護プロフェッショナルキャリア段位制度は、「職員のレベルアップが急務」とする政策の一つとして、2012年から導入されました。

これまでの資格制度で不足していた「実際にその現場で何ができるのか」という部分を補うため、「わかる(知識)」と「できる(実践的スキル)」の両面を評価します。エントリーレベルからプロレベルまで7段階でレベル認定を行い、介護プロフェッショナルは、まずはレベル1からレベル4について基準をつくり、レベル認定を行います。

このうち「知識(わかる)」については、介護福祉士の資格実務者研修介護職員初任者研修の修了が評価されます。ぜひしっかりと学びましょう。