行動援護とは

障がいのある方の安全と安心をサポートするサービス

行動に著しい困難を有する知的障がいや精神障害のある方が、行動する際に生じ得る危険を回避するために必要な援護、外出時における移動中の介護、排せつ、食事等の介護のほか、行動する際に必要な援助を行います。

障がいの特性を理解した専門のヘルパーがこれらのサービスを行い、知的障がいや精神障がいのある方の社会参加と地域生活を支援します。

サービスの内容

  • 行動する際に生じ得る危険を回避するために必要な援護
  • 外出時における移動中の介護
  • 排せつおよび食事等の介護その他の行動する際に必要な援助(具体的には、次のようなサービスを行う)
  • 予防的対応
    初めての場所で不安定になり、不適切な行動にでないよう、あらかじめ目的地での行動等を理解していただくなど
  • 制御的対応
    行動障がいを起こしてしまった時の問題行動を適切におさめる など
  • 身体介護的対応
    便意の認識ができない方の介助 など

外出に限らず日常生活などのあらゆる行動の場面で常時支援を必要とする知的障がい・精神障がいの特性や、ご本人・ご家族の心理についての理解を深め、実際の介護のケースを基にした事例検討・分析などをおこない実践的な行動援護技術を身につけます。

行動援護従業者養成研修はこんな方におすすめ

  • 障がい者を持つご家族の「生きがい」や「楽しみ」の実現の一環として、外出支援を行いたいと考えている方
  • 障がい者の外出を支援する仕事をしたいと考えている方
  • 介護ヘルパー初任者研修を修了しているが、障がい者が外出する際の専門的知識・技能を身に付け、介護度の高い高齢者介護に活かしたいと考えている方
  • 障がい者介護分野に就職を考えている方 など