「介護のお仕事」って、こんな感じ?

「介護」って?

それは、助けること。手伝うこと。
人それぞれ、出来ることと出来ないことがあり、その出来ないことを手伝い、助けるのです。

時折誤解があります。出来ないことだけではなく、出来ることまでやってしまう。すると、今まではゆっくりとでも自分で出来ていたことが、そうです、段々と出来なくなってしまうのです。誰しも、何でも自分でしたいものですよね。

介護≒サポーター

手伝い、助けて、時には応援することもあります。直接手出しするのではなくて、言葉でサポート。ある意味、応援団でもあるのです。不安なことも誰かがそばに居て、見守ってくれたり、言葉を掛けてくれると心強く、一人でもできるのです。

「介護のお仕事」をする人はお手伝いが必要な方々のサポーターになることです。

専門知識が必要?

勿論、初めからしっかりと専門知識を持っているに越したことはありません。しかし、知識だけを持っていてもなかなか実際に役立たないかもしれません。

助けること、手伝うこと。それにはまず相手を見る必要があります。相手は、人。人と人とのお付き合い。最近近所付き合いも段々なくなっていると言い、近所の人と会っても挨拶もせず無視してしまう。そんな方はちょっとだけ訓練が必要かもしれませんが、笑顔で『こんにちは』が言えれば、ちゃんと相手の顔が見れれば大丈夫。

相手のことをみて、必要なことをお手伝いするのです。始めは少し不器用かもしれませんが、不思議なものです、段々と慣れていきます。

専門知識より、まずは相手に、人に興味を持ってみましょう。

資格が欲しい

専門知識より、まずは人に・・なんて言うけれど、やっぱり知識がないと不安。そんな方、資格講座に通ってみるのもひとつの方法です。

現在、介護の入口となっているのは、『介護職員初任者研修』。数年前までは、『ホームヘルパー2級』と呼ばれていたもの。

講義と実技があり、知識と実際の介護技術が学べます。実際の介護現場での実習を取り入れている教室もあり、知識、技術を学ぶだけでなく、「介護のお仕事」の実際の現場を体験することができて、お仕事選びに役立ちます。受講料や通学期間は教室により様々ですが、6~7万円で、週に1~2回の通学で約3カ月位で資格取得できるところが多いようです。

知識、技術への不安解消、そして、資格所持者となり就職にも有利。どうですか、気になりませんか。

ワークシェアリング

「子育てしながら仕事をしたいので、できれば短い時間で働きたいんです」
そんなお声をよく聞きます。

「介護のお仕事」は意外とワークシェアリングが導入されているのではないでしょうか。時間帯毎での仕事内容や分担が明確になっていることもあり、フルタイムは難しいという方も可能なお仕事がかなりあります。また、介護の資格を持っていれば、自分が働ける時間を事前に申告しておけば、その時間の中で仕事の依頼をもらえるという働き方も可能です。

短時間しか勤務できない、1週間のうちに1~2日しか働けない。それでは仕事はないだろうなと諦めてしまわずに踏み出してみてください。あなたに合う勤務もあるかもしれません。

見学(百聞は一見に如かず)

けいはんなデイサービス入口

「介護のお仕事」について、ほんの一端をお伝えいたしましたが、実際に仕事場を探すにはどうしたらいいのだろう。求人広告を見ていても、勤務時間と時給の違いしかわからくてと思案されている方も沢山いらっしゃるそうな。その仕事場がどんなところで、実際自分はどんな仕事をするのかが想像できないという方も多いようです。

百聞は一見に如かず。そうなんです、気になるところがあれば見学に行くのが一番。その場所がどんなところで、どんな方がいらっしゃって、どんなことが行われているのか、自分の目で確かめられます。そこで働くスタッフさんの年齢層や、職場の雰囲気も感じられます。

まずは見学ですね。

お仕事紹介(職業紹介業)

お仕事探しの際にお世話になるところに、ハローワークがあります。

ハローワークとは形態が違いますが、厚生労働省の許可を受けた「職業紹介業」というのが存在するのはご存知でしょうか。別名、「お仕事紹介」。お仕事をお探しの方に、専門の講習を受けた担当者がその方に合ったお仕事をご紹介するというもの。

お仕事をお探しの方のご希望を詳しくお伺いして、その方のライフスタイルに合ったお仕事をご紹介。気になるお仕事場があれば、見学にも同行してくれたり、面接の設定などもしてくれます。自分で探すのに自信がないなという方、ご利用されてみては如何でしょうか。

奈良の「介護のお仕事」

高齢者向け賃貸住宅や老人ホーム等の施設が増えています。ご自宅からその施設に移り住んでお過ごしになるというものです。

お住まいになる訳ですから、24時間、365日その場所をご使用になられます。当然、お手伝いをするスタッフも24時間、365日必要になり、従来にも増して求人が増えているのが、朝早い時間、夕方から夜の時間、そして、夜から朝までの夜勤のお仕事。

例えば朝の時間のお仕事の一例。時間は7時~10時の3時間。お目覚めや食堂への移動、お食事を召し上がるお手伝い等。自宅から近い職場なら朝から3時間勤務して帰宅してもまだまだお昼まで時間もあります。ひとつの選択肢になるのではないでしょうか。

また、何らかのお手伝いが必要になっても自宅で暮らしたいという方々も多くいらっしゃいます。そんな方々がお住まいのお家に訪問してのお手伝いのお仕事の求人も増えています。計画で決められた時間にその方のお家に伺い、お手伝いをさせていただくというもの。例えば、洗濯や調理、お掃除等。そしてコミュニケーション。一日に1件の方から6~7件のお仕事に行かれる方も居られ、自分の時間に合わせた働き方が可能です。

自己実現

高齢化社会と叫ばれています。傍らでは、発育・発達障害等も含めて何らかの障害をお持ちの方も増えています。

「介護のお仕事」の必要性は増すばかりです。子育て中は少しずつ、お子さんが大きくなったらフルタイムで働こう。そんなことも充分に可能。また、介護には様々な資格もあり、ステップアップすることが可能です。長く続けられ、目標に向かって自己実現も可能。それが、「介護のお仕事」です。

介護プロフェッショナルキャリア段位制度

キャリア段位

まず、国の制度として「キャリア段位」があります。2010年、就業率80%を目指すべく、政府の雇用戦略として打ち出されました。

キャリア段位制度とは、職務を遂行する上で必要な能力について、習熟度に応じて段位を認定するしくみです。資格とか勤務年数とかにかかわらず、実際にどれだけその仕事ができるのかという能力基準です。また、企業や事務所ごとにバラバラでない共通のものさしをつくり、これに基づいて人材育成を目指しています。

キャリア段位は当面、新成長分野である介護・ライフケア、環境・エネルギー、食・観光の3分野に導入されます。介護プロフェッショナル、カーボンマネジャー、食の6次産業化プロデューサーで、分野に応じた所定の教育及び演習等を通じて段位認定が与えられます。

介護プロフェッショナルキャリア段位制度

このうち、介護プロフェッショナルキャリア段位制度は、「職員のレベルアップが急務」とする政策の一つとして、2012年から導入されました。

これまでの資格制度で不足していた「実際にその現場で何ができるのか」という部分を補うため、「わかる(知識)」と「できる(実践的スキル)」の両面を評価します。エントリーレベルからプロレベルまで7段階でレベル認定を行い、介護プロフェッショナルは、まずはレベル1からレベル4について基準をつくり、レベル認定を行います。

このうち「知識(わかる)」については、介護福祉士の資格実務者研修介護職員初任者研修の修了が評価されます。ぜひしっかりと学びましょう。